皮膚のできものの治療について
皮膚の腫瘍(できもの)の種類は多く、その分類も複雑ですので、見た目だけで判断することは出来ません。そのため、手術によって摘出された腫瘍の細胞を顕微鏡によって観察し診断を下す、病理診断専門のドクターに判定をお願いすることになります。そのため、見た目の診断と、病理診断が異なることも珍しいことではなく、また良性に見えて病理検査の結果悪性だったということもない訳ではありません。
そうは言いましても、皮膚のできものの治療のとっかかりは、やはり見た目による診断ということになりますので、その見た目による分類によって考えてゆくことにいたします。