ひょう疽

ひょう疽_

指の先端の腹部分あるいは爪の横に細菌感染が起こった場合を指します。指は物をつかむのに都合の良いように腹の部分の皮膚は骨に対してたくさんの膈膜によって固定されています。そこに感染が起きますと一つ一つの室の中で細菌が増殖し、なかなか外に現れてきません。そればかりか、この感染がさらに深い部分に及んで、化膿性の関節炎や腱鞘炎を生じる事もあります。そのため、早期の適切な治療が重要になります。まず、抗生物質によって細菌をたたき、膿が熟した状態になってから、適切な切開線からの十分な排膿を行って治療します。
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