ピアスの穴開け
ピアスの穴あけは専用の機械で行います。そもそもピアスの穴あけを行う場合、耳たぶに傷が出来ることになります。ですから、不潔な操作で穴あけを行ったり、「滅菌」と呼ばれる菌を完全にいない状態にしたピアスを使わない限り、傷口から化膿してしまうことがあります。
さらにピアスの材質も重要です。金属アレルギーという言葉を皆様ご存知と思いますが、たとえピアスの材質が金であったとしても、人によってはアレルギーが起こります。その金属アレルギーを起こすことが最も少ないと考えられているのがチタン性のピアスです。そこで当院では完全に滅菌処理をしたチタン性のピアスを使ってピアスホールの形成を行っています。
このピアスホールは、ピアスを装着し続けることによって次第に表と裏から皮膚が張って行き、ピアスの通っている穴がすべて皮膚で覆われた状態がピアスの完成です。そのためせっかくあけたピアスもすぐに取ってしまうと穴が完成していないため傷口が治ってしまう、つまり穴が塞がってしまいます。ですから最初のピアスの後少なくとも1、2ヶ月はピアスを外さずに、キズのケアはピアスを動かしながら抗生物質軟膏を穴に浸透させるように行ってください